大事なものはなにか? を見失わない
鍼灸師になって人の役に立ちたい!
病で苦しんでいる人を東洋医学の力で助けたい!
鍼灸師になる人、なった人はそのように思っていた人がほとんどだと思います。
そして熱心な方ほど、学校以外にも研究会などで勉強されているのです。
しかし、組織の中にいると、その中で認められたいという欲求が生まれてきます。
これは人間である以上いたしかたないことではあるのですが、少し行きすぎてしまう方も少なからずおられるのが実際のところです。
代表の方に気に入られようとする。
兄弟子達に気に入られようとする。
そうしているうちに意識は患者さんではなく、組織の方ばかりに向いてしまっている。
当初の高い志はどこへいったのでしょう?
いや、気付いている人もいるのです。
でもすでにしがらみができていて、抜け出すこともできなくなっている人がいるです。
こうならないためには、何を目的に鍼灸師になったのか?をいつも自分に問いかける必要があります。
もし、いまの自分が目的に向かって歩いていなければ、すぐに軌道を修正する必要があるでしょう。
勇気がいる決断ですが、そのままズルズルいってはあなたが不幸になってしまいますよ。